平成21年度第2回花巻新渡戸記念館運営協議会 ―会議録―
日時:平成22年2月18日(木)午後2時~午後3時30分 場所:花巻新渡戸記念館事務室
出席者 木村清且会長・中村タエ委員・押切 郁委員 小原幸子委員・堀口智子委員・山中紀子委員
大山拡詞部長・佐藤 茂館長・佐々木高雄副館長・佐藤正昭学芸調査員 欠席者 佐藤良介委員
1 開会(館長)
本日はお忙しいところありがとうございます。委員の方々のご意見を伺い22年度 の運営に生かしていきたい。また、くくり雛をはじめ雛人形を展示しているのでご 覧いただきたい。
2 挨拶(大山まちづくり部長)
委員の方々をはじめ市民の皆さんに支えられながら記念館を運営し、地域にも定着 している。偉大な新渡戸先生の功績を伝えることを大切に、皆様の提案を受けなが らこれからも運営していきたい。来年度、入館者が増え、地域に愛されるような施 設になるよう、委員の方々のご意見をうかがいたい。
3 協議(会長進行)
協議事項1 平成21年度第3四半期の事業及び利用状況等の報告 事業報告・利用状況の報告について、副館長が資料をもとに説明した。
(質疑)
(小 原)盛岡の施設の雛人形展も見たが、記念館の雛人形展はくくり雛を展示す るなどしてよく工夫されている。この時期に定期的に開催していること をPRすることが必要だ。
(会 長)大迫の雛人形展とリンクして行なってもよいのではないか。
(館 長)話題になるよう他の施設よりも早めに行なっている。
(中 村)入館者数推移をまとめたグラフ動向がよくわかる。
(押 切)入館者は県外の方が多いのですか。
(副館長)20年度の実績では、95%が県外からの来館者です。
(押 切)町の方は少ないのですね。
(部 長)温泉に宿泊する効果だと思う。市民がもっと訪れるよう発信していくこ
とが必要だ。
(押 切)交通の便とも関わる。遠いところだと感じてしまいがちだ。一度訪れる と気軽に寄れる施設だ。
(部 長)今、富士大学との連携に取り組んでいる。学生の入館料を無料にするこ となどを考えている。多くの人に記念館の存在を知ってもらうきっかけ になると思う。
(小 原)開館記念日行事のコンサートとお茶会は、楽しみしている人もいて定着 している。狭い場所での運営でたいへんだと思うが、これからも続けて ほしい。
(館 長)市内では、合唱団が数多く活動しているのでこれからも続けていきたい。
(会 長)博物館で収蔵資料を公開したが、各施設が収蔵している資料を街中の施 設で展示するなどの交流も大事だ。今、賢治の広場で写真展を開いてい るが、記念館で収蔵している花巻祭の写真を街なかに展示するようなこ とも考えられる。展示していない資料を貸し出すなど、市民に発信して いけたらよい。また、リーフレットを街なかに置くことも効果があると 思う。
(山 中)入館者数8%減ぐらいなら、この不況の中頑張っている。交通費がかか るので、出歩かなくなっている人もいると思う。老人クラブなど各団体 が気軽に出かけられるように、バスを提供するなどの工夫も考えられる。 また、里帰りした子供たちが利用できるように、ふるさとパスポートを その子たちにも発行することも考えられる。
(部 長)ふるさとパスポートは、高校生間まで拡大している。今後、大学生まで 広げることも考えている。貴重なご意見だが、取り扱いで難しい点もあ るので課題にしておきたい。
(中 村)所属している団体で、花巻駅から雄山寺を経て新渡戸ロードを歩いたこ とがある。新たな発見もありよい散策コースだ。市内から記念館までの 道筋を紹介してたくさんの市民に歩いてもらいたい
(山 中)雄山寺が新渡戸氏の菩提寺になっていることを、地元でも知らない人が 多い。また、伊藤敦子も新渡戸と関わりがある。振興センターの事業と 連携して、地元を知る機会を作るためにも、出向いて講座を開くことも 考えられる。
(部 長)振興センターの会議が近々あるので、事業の中に取り入れるよう提案し ていきたい。
(山 中)雛人形展は、市外・県外へ出かけなくても、大迫・八日市場など花巻に もいいものがある。
(会 長)遠野には地域の文化を民間で守っていく組織がある。花巻でもそういう
組織を作り、行政と連携して民間で活動していくこともできる。 協議事項2 平成22年度事業等計画について
事業運営方針・企画展示事業計画の概要・入館者数目標について、副館長が資料 をもとに説明した。
(質疑)
(会 長)22年度の事業費は、21年度に比べてどうなっているのか。
(副館長)共同実施事業を含めると、21年度とほぼ同じ規模になっている。
(堀 口)6施設で共同事業を実施するようだが、ふるさと歴史資料館はどこにあ るのか。
(副館長)東和にある。6館で共通のテーマで事業を実施していく。
(部 長)文化によるまちづくりを考えた。同じようなねらいで連携し新たな事業 として取り組んでいく。
(押 切)文化の香り高い町づくりは、昔からあったが。
(部 長)合併後の6館で、新たな気持ちで取り組んでいきたい。
(山 中)全国規模の各種大会が花巻で開かれるが、その参加者に来館を誘う働き かけが必要だ。また、転入で新しく市民になった方々へのPRも考えら れる。
(副館長)団体客の対応では、目的によっては減免措置も行なっている。 (堀 口)様々な団体に働きかける工夫を続けてほしい。
(山 中)東和のまんだげらのように、新渡戸氏に関わるカルタや紙芝居を作成し、 学校や学童クラブの子供たちに働きかけていくこともどうか。
(押 切)後藤新平に関わる企画に興味がある。稲造も話していたように、真の国 際人になるために、自国の文化を知ることも大切である。日本の文化に 関連した企画もお願いしたい。また、難しい面があるが資料収集も積極 的に行なってほしい。
(館 長)後藤新平と新渡戸稲造は、夫人ともども交流があった。特別展は、遠野 物語との関連を図り集客することも考えている。
(押 切)移動研修は楽しみにしている市民もいる。ゆかりの地がいろいろあるの で、偏らないようにおねがいしたい。
(調査員)来年度は、偉人群像の企画との関連で、南部氏ゆかりの三戸を予定して いる。皆さんの要望も生かしながら実施していきたい。
(会 長)さまざまな面から興味深い話題を提供していただいた。これまでのこと を生かして、本年度の残りと22年度運営してほしい。
4 閉会(館長)